- 目次
- まえがき
- 1
- 変な経験
- ものの見方について
- 2
- 勇ましき友
- 真実の経験について
- 3
- ニュートンのりんごと粉ミルク
- 人間の結びつきについて
- 4
- 貧しき友
- 人間であるからには
- 5
- ナポレオンと4人の少年
- 偉大な人間とはどんな人か
- 6
- 雪の日の出来事
- 7
- 石段の思いで
- 人間の悩みと、過ちと、偉大さについて
- 8
- 凱旋
- 9
- 水仙の芽とガンダーラの仏像
- 10
- 春の朝
- 作品について
ブックオフで84円で購入した。タイトルと値段に一目惚れしてつい購入したが、中身も凄くよかった。
この本の構成は、コペル君(中学二年生)とおじさんとコペル君の友達で構成される。コペル君が人生について感じた疑問や悩みを人生経験豊富なおじさんに相談、質問し、おじさんがわかりやすく答えるというスタンスで物語は進行していく。おじさんの説明がわかりやすく、コペル君の心の動きが丁寧に書かれているので非常に読みやすい。それでいて自分が今まであんまり考えて来なかった人生を考えさせられる。特に答えがあるわけではないけれど、自分なりに答えを出す大切さをコペル君やおじさんから学んだ。
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